友だちの話 2

「 友だち」と出会う前 あの3.11の大きな地震がありました。

私は関東〜首都圏在住ですが、それでもあの時は、こちらでも小さくない被災に遭われた方はいます。

ウチ自体は液状化で現状維持でありましたが、罹災届を出し 微細なお見舞い金なるものが配分されました。

あの地震で、このままでいいのだろうか

自分のこれからを考えるキッカケになった人は、少なく無かったと思います。

西の方へ生活拠点をうつした方も多いですし、逆に職を福島に求めた方もいらっしゃいます。

そんな中で 私は虚無感に苛まれてました。何となく このまま年を重ね 何事も無く生きてけるなんて保障は何処にもない。

そう思ったら 何もやる気にならなくて我慢して年を重ねていく事に何の意味があるんだろうか   と。

半分自暴自棄になりながら、過ごしていた時に出会ったのが、「友だち」

以前 書いた 「彼」です。

 

彼とも 共通の趣味を通じて出会いました。「友だち」として ちょっと楽しく話が出来たらいいな。と思ってました。

既婚で子どもがいて、異性の「友だち」⁈  常識的にはあり得ないですね。

でも そんな事どうでもいい位 自棄になっていたのは確かです。

 

ところが…

彼は、どうでもいい人にはなりませんでした。

色んな事が起こり、繋がりを何度も断とうとしながら  四年間

いつの間にか、心をラクに出来る存在として 時を重ねるようになってました。

 

書いてて 改めて思いましたが、

結婚して家族になって、責任や義務を背負うかわりに失う関係性もあるのかな。

私が最初 主人に求めてたのは、何でも話せる 友だちである事。

今では、彼が 一番の「友だち」です。

それが世間でどういう関係性と位置づけられても、私と彼の間だけで完結出来るのならば、

やはり 彼は、一番の友だち です。

 

長くなりました。この辺で( ^ ^ )/■